2017年4月9日日曜日

イースター礼拝のお知らせ

主の平和

 寒かった冬が過ぎ去り、いつの間にかまた春が近づいてきます。この案内が届く頃は、桜の開花の時期も近づき、今年の花見はどうしようかと言う思いも少しずつ浮かび上がる時期ではないかと思います。
 キリスト者はこの時期になると桜の開花以外にもイースター、イエス・キリストの復活を記念する復活日のことも思い浮かびます。最近は少しずつ一般社会にもイースターのことが浸透しているようにも感じますが、どうやら「卵探し」のイメージが強いらしいです。復活日に卵を分け合う風習は西洋では一般的ですが、日本では最近になって少しずつ広がるものの(お隣のTDRさんのおかげかな?)まだ文化としては完全に定着していない感じがあります。
 復活日の卵の由来はいろいろ説が有ります。ローマの「すべての生命は卵から生まれる」ということわざから由来したという説、イエスの十字架の代わりにになったキレネ人シモンの職業が卵屋さんだったという説、十字軍戦争の時、ロザリーンドという女性がイースターに貧しい子どもたちに卵を分け合ったことから由来した説などなど…
 しかし、どんな説であれ大事なのは卵そのものではなく、復活日の卵に含まれてるその意味だと思います。卵には生命の限りない循環を意味すると言われます。卵がひよこになりひよこが育って鶏になり、鶏がまた卵を生み、このような生命の限りない循環をイエス・キリストの復活にたとえているのです。そして、硬い殻を破って生まれるひよこの姿は死という殻を破って復活するイエス・キリストと似ているところがあります。
 わたしたちの救い主、イエス・キリストが世の中のすべての暗闇を打ち破り、復活という誠の光をこの世にもたらしたことを記念する復活節(イースター)今年の復活節はその深い意味を心に刻んで、一緒に生命の限りない循環を祝いながら卵を分け合いませんか。
 主に在って
テモテ 姜 炯俊

イースターシーズン礼拝のご案内
4月13日(木)聖木曜日聖餐式(洗足)          19:00
4月14日(金)聖金曜日三時間礼拝
        (於柏聖アンデレ教会)          12:00
4月15日(土)復活徹夜祭                19:00
4月16日(日)復活日聖餐式                8:00
                             11:00