2013年5月19日日曜日

教会にエンジェルが舞い降りました


去る5月17日の朝、突然6人のエンジェルが舞い降りてきました。かわいいエンジェルたちでした。一時間ほど楽しそうに過ごして帰っていきました。わたしにとっても本当に楽しいひと時でした。
実は、その一週間くらい前に近くにある市立高木小学校の先生から電話を受け、子供たちに見学させてほしいとのご依頼があったのです。さらに丁寧なご依頼状も届けてくださいました。ですから冒頭に記した「突然」というのは正確ではありません。高木小学校3年生の6名でした。見学の主旨は「総合的な学習の時間として、高木小学校区の特色ある施設をグループに分かれて見学し、お互いに紹介し合う」という活動とのことでした。
生徒6名と引率者として濱崎教頭先生、保護者の方1名の総勢6名でした。事前に質問事項をメモしていたので、こちらからの一方的な説明はできるだけ避け、子供たちの質問に沿って話をすることにしました。子供たちの一番の関心事は十字架にありました。教会内にいくつ十字架があるか一生懸命数えていました。
初めの質問は「牧師さんのお仕事ってどんなことですか」でした。まさに核心に触れる質問です。主日礼拝の説明に苦労しました。今の日本でも当たり前の、毎週日曜日が休日なのは教会が起源であることも交えてお話しました。クリスマスが主イエスさまの誕生日のお祝いであることも初めて知ったようです。ついでにイースターのことも話しました。そこで十字架の意味も説明できました。べストリーにあった十字架の中にイエスさまのお姿のあるものが一つあり、子供たちはすぐに私の説明を理解したようです。最後に聖書を見せ、これが世界の教会で一番大切にしている本であることも話しました。聖書の「聖」という字は3年生ではまだ習っていないとのことでみんな一生懸命に、少し苦労しながらメモをしていました。でも最後まで関心が薄れなかったことは十字架の数でした。「牧師さんは教会の中にいくつ十字架があるか知っていますか?」との質問に対し、しょうがないのでピューリフィケイター、ラバボタオルなども見せ「こんなにあるから数は分からないよ」との答えで許してもらいました。珍問もありました。曰く「牧師さんはお化けを見たことがありますか?」聖霊論にすり替えて噛み砕いて話したつもりですが多分理解できなかったでしょう。
特にうれしかった事は、多くの子供たちが「また来てもいいですか」と言ってくれたことです。返事は決まっています。ぬかりなくバザーの宣伝もしておきました。
おまけがつきました。夕方玄関のチャイムが鳴り、出てみるとあのエンジェルのうちの三人がいるではありませんか。用件はというと、26日(土)に運動会があり、そのポスターを作ったので貼らせてもらいたいとのことでした。断れるわけがありません。室内の掲示板に2枚、道路に面した屋外の掲示板に1枚貼りました。お気づきの方もおられたかもしれません。かわいいエンジェルに免じてご容赦くださるようお願いいたします。
司祭 ジェローム 村上守旦

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