(写真は2013年のイースター:3月30日撮影)
礼拝のご案内
- 3月25日(日)復活前(棕櫚の)主日聖餐式 11:00
- 3月29日(木)聖木曜日聖餐式(洗足) 19:00
- 3月30日(金)聖金曜日三時間礼拝 12:00
- 3月31日(土)復活徹夜祭 19:00
- 4月1日(日)復活日聖餐式 8:00
- 4月3日(火)復活後火曜日聖餐式 10:00
- 4月4日(水)復活後水曜日聖餐式 10:00
- 4月5日(木)復活後木曜日聖餐式 10:00
特に雪の日が多かった冬もそろそろ終わりを告げ、新しい春を迎えようとしています。季節変わりのこの時期に、皆様の体はお変わりないでしょうか。
今年の冬は何十年に一回という猛烈な寒波によって体も寒かったですが、世界で起きている様々な出来事によって心も寒かった冬だったような気がします。
去年から続いている北朝鮮を巡る核問題、相撲界を巡る様々な出来事、今年に入ってはアメリカで起きた銃乱射事件など色々不安な出来事もあり、さらに寒さが増していたような気がします。また、今この時間にもいつ爆弾攻撃を受けるか分からない恐怖の内に過ごしているシリアのような地域の人たちの心には春とは未だに程遠いもののように感じられているのではないかと思います。
その中で教会は今年も主イエス・キリストの復活を記念するイースターを迎えようとしています。イースターは降誕祭とともにキリスト教で一番大切に思っている祝日の一つで、この時期になると楽しみの中でイースターを迎える為に様々な準備をはじめます。
しかし、私たちが忘れないようにしなければばらないことが一つあります。主イエス・キリストの復活を記念するイースターの前に、イエス・キリストの十字架上での苦難と死があったということです。「夜の救い主が十字架上で苦しみを受け、死なれる。」この出来事は彼に従っていた人々の心に限りなく深い絶望と暗闇を与え、彼らの心を寒い冬のようにしてしまいました。「もうすべては終わった。私たちに希望はない。光もない。もう絶望しかないのだ」イエスに従っていた誰もがこのように思いました。
しかし、イエスは死からよみがえり、新しい存在となって絶望する人たちの前に現れたのです。それによって彼らを覆っている暗闇は過ぎ去り、彼らの心に暖かい春が訪れました。
周りで起きている様々な出来事は私たちを不安にし、心を寒い冬のようにしてしまいます。しかし、その不安を神に任せ、全ての暗闇を打ち破るイエス・キリストの復活を望みながらイースターを迎えたいと思います。その時、冬は去り、私たちの心にも春が訪れるでしょう。
「ハレルヤ、キリストはよみがえった」暗闇を打ち破る世の光、春の香りとして。
主に在って
追伸:教区の人事異動によって、3月25日より司祭ヤコブ三原一男師が嘱託司祭として松戸の教会に望みます。
日本聖公会横浜教区 松戸聖パウロ教会
副牧師 司祭 テモテ 姜 炯俊
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