2010年12月23日木曜日

クリスマス礼拝と祝会のご案内

「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」(ルカによる福音書第2章)

生まれたばかりの幼子は、家畜小屋の飼い葉桶の中でした。救い主の誕生は野宿していた羊飼いに知らせた天使のみ告げです。
神の子イエス・キリストの誕生は、すべての人のための愛と平和の福音です。
クリスマスの喜びを共に伝えて、お祝いしましょう。どうぞ教会のクリスマス礼拝と祝会においでください。

12月24日(金) 19時 クリスマスイヴ・キャンドルサービス
          礼拝後、キャロリングとクリスマスイブの祝会をいたします。
          23時 深夜ミサ 柏聖アンデレ教会と合同で行います。
12月25日(土)  8時 早朝聖餐式
           11時 聖餐式
              礼拝後、愛餐会を行います。

皆さん教会においでください。
☎ (047)387-1550
フェルディナンド 竹内亮二

2010年11月28日日曜日

クリスマス祝会のお知らせ

今日は降臨節第一主日です。教会の1年の暦はこの降臨節から始ります。アドベントクランツに立てられた4本のローソクを主日ごとに1本ずつ灯してクリスマスを待ち望みます。世界の闇 を照らす真の光としての救い主の降誕を真に喜びをもって迎えることができますように、降臨節の主日の礼拝に参加いたしましょう。

教会の庭の欅も、すっかり紅葉しています。今は、教会の周りの雑木林でも、楓、もみじ、銀杏が色付き、晩秋の陽の光に輝いています。



さて、今年も以下の日程でクリスマスの行事が予定されております。お問い合わせは、教会までお願いいたします。

12月19日(日) 迎えようクリスマス祝会・こひつじ会クリスマス祝会 (主日礼拝後)
12月24日(金)クリスマス礼拝 19:00 キャンドルサービス/キャロリング/クリスマスイブ祝会
                   23:00 深夜ミサ (柏聖アンデレ教会と共同)
12月25日(土)降誕日礼拝   8:00  聖餐式
                   11:00  聖餐式・愛餐会

フェルディナンド 竹内 亮二

2010年11月21日日曜日

今年はどんな年でしたか?

今日は降臨節前でした。下の写真のように、祭壇の前に秋の実りを捧げました。
収穫感謝礼拝の他、幼児祝福式、洗礼式と盛りだくさんの主日礼拝でした。

次主日は降臨節第一主日を迎え、教会年度は新しい年になります。皆さんにとって、今年はどのような年でしたか?松戸聖パウロ教会にとっては、今年は35周年記念礼拝を行ったり、新しい形でのバザーを行ったりと、教会の新しい形を模索した一年だったように思います。



フェルディナント・竹内亮二

2010年9月29日水曜日

秋のバザーは10月24日(日)に開催します。

松戸聖パウロ教会の秋のバザーは10/24(日)に行われます。あと3週間ちょっとになりましたので、毎週の主日礼拝後、バザー委員会を中心に準備を進めているところです。

今年のバザーのテーマは
さがす、味わう、楽しむ バザー
です。

今年のバザーの概要は以下のとおりです。
日時:10/24(日)11;00-14:30 (主日礼拝は9:00-10:30)
内容:雑貨・衣料品販売、等
    おでん、焼きそば、やきとり、飲み物の販売、等
    喫茶
    子どもコーナー

みなさん、お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。


フェルディナンド 竹内亮二

2010年9月18日土曜日

9月25日に横浜教区は教区記念日を迎えます

1873年9月 25 日、SPGの最初の日本派遣宣教師であるW・B・ライト師、A・C・ショウ師が横浜に上陸しました。日本聖公会横浜教区は、この日を記念して、9月25日を教区記念日としています。
横浜教区記念日特祷
天地をすべ治めておられる全能の神よ、あなたは、み子のからだである教会によって人びとを救い、養い育ててくださいます。
どうか、聖職も信徒も、皆ともに主の体に接がれたことをますます悟り、おのおのその本分を尽くして奉仕の美をあげ、み名の栄光を現すことができますようもこ、み子イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン
使徒書(コロサイの信徒への手紙3:12-17)
あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったようるこ、あなたがたも同じようるこしなさい。これらすべてに加えて、愛を身
に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。また、キリストの平和があなたがたの心を支配するようをこしなさい。
この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれてーつの体とされたのです。いつも感謝していなさい。キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようもこしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。そして、何を話すにせよ、行うるこせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。
福音書 (ルカによる福音書9:23-27)
(それから)イエスは皆に言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の+字架を背負って、わたしに従いなさい。自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の身を滅ぼしたり、失った
りしては、何の得があろうか。わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子も、自分と父と聖なる天使たちとの栄光に輝いて来るときに、その者を恥じる。確かに言っておく。ここに一緒にいる人々の中には、神の国を見るまでは決して死なない者がいる。」  

司祭 アンデレ 橋本克也
         

2010年8月22日日曜日

秋のバザーは10月24日(日)に開催します。

春のバザーは都合により中止となってしまいましたので、1年ぶりのバザーを10月24日(日曜日)に開催いたします。詳細は追ってお知らせいたしますが、今年も、模擬店と、販売を行ないますので、皆様お誘い合わせの上、おいでください。

日時:10月24日(日) 11:00-14:30
スケジュール:聖餐式    9:00
         バザー販売 11:00-14:30

お楽しみに
フェルディナンド 竹内亮二

2010年7月24日土曜日

平和宣教月間

「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」

(マタイ福音書5章9節)

毎年8月は横浜教区の「平和宣教月間」です。8月の礼拝では共に「世界の平和」について考え、話し合い、そして共に祈ります。

礼拝では「平和」をテーマにした聖歌を歌います。

二つのお祈りを紹介いたします。共にお祈りください。

「世界平和のため」

真理と平和の源である全能の神よ、すべての人の心にい平和を愛するまことの愛を燃やし、国々の交わりに携わる人びとに、平和を造り出す知恵を与え、主の愛を知る知識をこの世界に満たしてください。父と聖霊とともに世々に生き支配しておられるみ子イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

「平和の祈り」

主よ、わたしたちを平和の器にしてください。

憎しみあるところに愛を、争いのあるところに和解を、分裂のあるところに一致を、疑いのあるところに信仰を、誤りのあるところに真理を、絶望のあるところに希望を、暗闇に光を、悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。

主よ、なぐさめられるよりもなぐさめることを、理解されるよりも理解することを、愛されるよりも愛することを、わたしたちに求めさせてください。

与えることによって与えられ、赦すことによって赦され、主のために、命を捧げることによって、永遠の命に生きるものとされるからです。 アーメン

司祭 アンデレ 橋本克也

2010年7月6日火曜日

7月11日は海の主日です

7月11日は日本聖公会が定める海の主日です。「海は国と国を隔てる存在でもあると同時に、国と国、隔てられた地域と地域をつなぐ豊かな存在」でもあります。

日本聖公会管区からの、7月11日の「海の主日」の案内を紹介いたします。またこの主日の祈りをあわせてお伝えいたします。

『横浜ミッション・トゥ・シーフェアラーズ(MtS)のケビン・マデイー司祭がSEA SUNDAY MESSAGEを書いてくださいました。これをお読みになり、海の主日についての理解を深めていただければと願います。

わたしたちに必要な糧を今日与えてください。 
(マタイ福音書 6:11)

毎日口にする糧やその他の日常必需品をどの様な経路で入手しているか考えた事がありますか。もちろん全てのものは神様が与えて下さっている事に対して感謝しなければなりません。但し、神様からこれらのものが直接与えられるわけではなく、日本のような島国では殆ど全ての輸入品は船によって運ばれています。ほぼ90%の必需品が海上輸送によって輸入されています。その例は、小麦粉を中心とする穀物類、塩や砂糖、石油や天然ガス等の燃料です。その他自動車の原材料、建築材の原材料などもその一例です。この様に輸送の為の船舶と船員無しには食料を始め、私たちの生活を維持することは困難です。

神様は私たちに人に尽くす事の素晴らしさをお教え下さいました。今日は殊に海と関連している人々のことを覚える日です。船員が私たちの為に働いてくれている事を目にする事は少なく、また、私たちはその事を忘れがちです。私はM t Sのチャプレンとして船を訪ねて船員と面会します。彼らは私のような人間が尋ねることをとても感謝してくれます。即ち船員の事を考えお世話をする人がいることを知って喜ぶのです。船員達がフィリピンのカトリック信者であるか、インドネシアのイスラム教徒であるか、タイの仏教徒であるか、ロシアの正教徒であるか、あるいは中国人であるかは関係なく、彼らは聖書に書いてあるように「今日の糧」を運ぶ為の仕事をしてくれているのです。彼らはある時は危険を冒し、何ヶ月も家族や友人から離れ、全く船の中だけの生活を過ごします。又、この様な状況が人の目に付く事は殆どありません。IMO( International Maritime Organization: 国際海事機関、国連の専門機関のひとつ)は今年を「船員の年」と宣言し、船員の厳しい生活や環境の事をもっと国民に見える形にしようと努力しています。今日の糧を家庭であるいは教会の聖餐式で共有する際にこの事を覚えて下さい。「海の日」は神様が海事に関連する人たちを見守ってい下さる事を教えてくれます。私達もその事を忘れないようにしましょう。』

「海の主日」の特祷
シー・サンデー(2010年は7月11日)、その他適宜用いる。

全能の神よ、あなたの道は海の上に、あなたの歩かれる小路は大海の上にあります。
どうか、深い淵の上で多くの危難に出会う人々と共にいてください。彼らをすべての危険から守り、その航海を幸いなものとし、主のいつくしみを感謝しつつ、ついに望む港に着くことが出来ますようにお導きください。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン



司祭 アンデレ 橋本克也

2010年6月20日日曜日

命どぅ宝:沖縄週間の祈り

+主の平和がありますように


今年は6月20日(日)から26日(土)までが日本聖公会の「沖縄週間」です。
「沖縄週間」は、日本聖公会の全教区・教会が沖縄の現実に思いを寄せ、私たち
自身が主の平和を求めて祈ることを目的とするものです。
どうぞ皆さんが日々の祈りに用いてください。


沖 縄 週 間 の 祈 り


歴史と生命の主である神よ、私たちを平和の器にしてください。
嘆きと苦しみのただ中にあなたの光を、
敵意と憎しみのただ中にあなたの愛と赦しをお与えください。
私たちの出会いを通して悲しみの中に慰めを、痛みの中に癒しを、
疑いの中にあなたへの信仰を、主よ豊かに注ぎ込んでください。
この沖縄週間を通して私たちを新たにし、
あなたの示される解放と平和への道を歩む者としてください。
私たちの主イエス・キリストのいつくしみによって、
このお祈りをお献げいたします。 アーメン

                    司祭 アンデレ 橋本克也

2010年4月4日日曜日

今年は春のバザーはお休みです。

松戸聖パウロ教会では、毎年春と夏、2回のバザーを開催していましたが、今年は、諸般の事情により、春のバザーは中止とさせていただきます。バザーを楽しみにしていた方々には申し訳ありませんが、秋のバザーまでお待ちください。秋のバザーは10/24(日)を予定しています。

2010年3月21日日曜日

イースターのご案内

『イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。だれの罪でも、あなた方が赦せばその罪は赦される。だれの罪でも、あなた方が赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなた方が赦さなければ、赦されないまま残る。」』

新約聖書 ヨハネによる福音書20章21-23節

十字架に死んで三日目に復活された「復活の主」が弟子たちに告げられた、命の福音のみ言葉です。
今年の聖週(受難週)と、「復活日」・イースターのご案内をいたします。
「復活日」・イースターは、キリスト教の喜びの大祝日です。神の国と永遠の命の実現である復活の主は、神の愛と平和の救いを告げられました。
今、主イエスのみ声を真に聞き、心を開いて分かち合い、伝え合い、皆が共に支えあうことは、人類世界の最も貴く大切なことでしょう。
イースターの教会の礼拝と祝会にどうぞご出席ください。

聖週・受難週
3月28日(日) 復活前主日 「棕櫚の日曜日」
 復活前主日聖餐式 8時・11時
3月29日(月)・30日(火)・31日(水) 聖餐式 午前10時
4月1日(木) 聖木曜日 夕18時 「聖餐制定の聖餐式」
4月2日(金)聖金曜日「主キリスト十字架の日」
 聖金曜日聖餐式 午前10時30分
 受苦日「十字架の上の七聖語」による礼拝 12時
4月3日(土)聖土曜日 聖土曜日の礼拝 朝7時
 復活のろうそくの祝別の礼拝 夕19時
 イースターエッグ作り、準備の清掃、飾りつけ 昼13時

復活日 
4月4日(日)
 早朝聖餐式 午前8時
 復活日聖餐式 朝11時

礼拝後、イースターの祝会が行われます。どうぞ皆さんご出席ください。
司祭 アンデレ 橋本 克也

2010年2月28日日曜日

大斎節の勧め「人はパンだけで生きるのではない」

[さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、"霊"に導かれて荒野に行かれた。そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。すると、誘惑するものが来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。]マタイ福音書4章1-4節

「灰の水曜日」2月17日から、大斎節が始まりました。大斎は、私たちが自らの思い上がりや、偽りの装いを脱ぎ捨てて、神様の前に謙虚に立とうとする40日間の大切な季節です。
 同労司祭の話を聞いて、私は久しぶりに映画館に出かけました。映画館は30年以上も前に、まだ少し目が見えていた頃子供と一緒に見た「寅さん」以来であったと思います。そして映画は、今度も同じ山田洋二監督の「おとうと」で、懐かしい女優の吉永小百合のイメージを頭に描きながら、感動し、とても楽しむことができました。物語には、「人と命と生」を、そして隣人をも己に過信して、力で支配できることに執着しようとする人間の姿の、冷たさ、愛を見失うものの惨めさ、乏しさに対して、「命と生」は人間の力で支配できないことを、苦しみと戸惑いながら、認めようとする人の、温かさ、隣人への愛の喜びと豊かさを映画は見事に描いていたように思います。しかも、それは、私たちの現実の社会であり、ごく身近な、またキリスト者である自分自身の内なる正直な姿であることも感動させられました。笑福亭鶴瓶の演ずる「おとうと」の死に行く場面はしっかりと人には支配できない「人の死」が、決して闇と失望ではなく、別れと悲しみであっても、「永遠の命の希望」があることへと指し示してくれているのだと思えました。
 イエス様の復活の喜びの前に、受難と十字架の死がありました。イースターの喜びは、すべて人の救いを実現される復活の主に信頼して、「自分の十字架」を今日も負いながら、一歩一歩、しかもたどたどしく歩むキリスト者の喜びなのでしょう。
司祭 アンデレ 橋本克也

2010年2月14日日曜日

2010年の「大斎節」は、2月17日の水曜日から始ります。

2010年の「大斎節」は、2月17日の水曜日から始ります。大斎節は、「復活日」イースター(2010年は、4月4日になります)の前の教会にとって大切な日々です。 


○大斎始日2月17日(水)の礼拝より


 勧  め
『兄弟姉妹よ、キリストを信じる人々は、早くから、篤い信仰心をもって主の受難と復活の時を守ってきました。そして、教会はそのために、悔い改めと断食の期間を定めるようになりました。初めのうちこの大斎節は、その年の復活日に洗礼を受ける人や、また、罪をゆるされて教会の交わりに回復される予定の人びとによって守られてきました。しかし、そののち教会は、すべてのキリスト信者がこれらの日々を注意深く守ることによって悔い改めへ招かれ、福音に宣言されているゆるしを確信し、主キリストへの信仰と敬虔のわざに成長するものであることを悟り、これを奨励してきました。
ゆえに、わたしは教会の名においてお勧めします。みなさんが、一人一人の内なる生活を顧みて悔い改め、祈りと断食に励み、自己本位な生き方から解かれて愛のわざを行い、また神の聖なるみ言葉を熟読し、黙想することによって、この大斎節を忠実に守ることができますように。』

○大斎始日・2月17日の 特  祷
永遠にいます全能の神よ、あなたは造られたものを一つも憎まず、悔い改めるすべての罪人を赦してくださいます。どうかわたしたちのうちに悔い改めの心を新たに起こしてください。わたしたちが罪を悲しみ、その災いを悟り、完全な赦しと平安にあずかることができますように、主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

○大斎節第一主日・2月21日の特祷
四十日四十夜、わたしたちのためにみ子を断食させられた主よ、どうか己に勝つ力を与え、肉の思いを主のみ霊に従わせ、常にわたしたちがその導きにこたえ、ますます清くなり、主の栄光を現すことができますように、父と聖霊とともに一体であって世々に生き支配しておられるみ子イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

司祭 アンデレ 橋本克也

2010年1月19日火曜日

2010年キリスト教一致祈祷週間(1月18日~25日)

あなたがたはこれらのことの証人となる(ルカ24・48)

2010年のキリスト教一致祈祷週間が、2010年1月18日(月)~25日(月)、全世界で行われます。2010年のテーマは「あなたがたはこれらのことの証人となる」(ルカ24・48)です。2010年のキリスト教一致祈祷週間の準備は、エキュメニカル運動の始まりともいわれるエディンバラ世界宣教会議(1910年)の100周年記念会議(エディンバラ2010)の準備を行うスコットランドの教会が行いました。宣教とエキュメニズムの深いかかわりを意識しながら、キリスト者の一致を祈りたいと思います。

カトリック中央協議会と日本キリスト教協議会は、2010年のキリスト教一致祈祷週間のために小冊子『2010年キリスト教一致祈祷週間』およびポスターを作成しました。小冊子は、世界教会協議会(WCC)と教皇庁キリスト教一致推進評議会が共同発行した資料にもとづいており、以下の内容が盛り込まれています。

・2010年のテーマの解説
・エキュメニカル礼拝式文
・八日間の聖書の黙想と祈り
・スコットランドの教会の祈り
・スコットランドにおけるエキュメニズムの状況

この小冊子は、キリスト教一致祈祷週間だけでなく、一致を求める個人の祈りや共同の祈りのために年間を通して用いることができるよう配慮されています。

以下リンクから小冊子をダウンロードできます。
2010年キリスト教一致祈祷週間小冊子(PDFファイル:2.0MB)

(以上、カトリック中央評議会ホームページから抜粋)

詳細はカトリック中央評議会ホームページ

および日本キリスト教協議会ホームページ

をご覧下さい。

2010年1月10日日曜日

信仰・希望・愛

「十字架の言葉は、滅んでゆく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者にとっては神の力です」コリント信徒からの手紙1章18節



 日本聖公会は昨年宣教150年を迎えて、感謝と希望への出発の思いを新たにしましたが、松戸聖パウロ教会は今年創立35周年の感謝の年を迎えました。人の考えや思いによっては、到底受け入れることのできない「キリストの十字架の死」のうちに、神の愛と救いの信仰に出会った人々の祈りと信頼が、この地にあって、今日の松戸聖パウロ教会にまで成長させられてきました。神の豊かな恵と導きに感謝して、今日まで、祈りと支えをいただいた多くの方々に深く感謝いたします。既に尊い生涯をささげて天に召された愛する兄弟姉妹、また遠方に移られた方々、そして今はそれぞれの事情によって教会から離れておられる多くの方々のお働きに感謝をいたします。

 教会は、次第に盛んになってゆくことを、皆が祈りを期待していますが、けっしてそれだけではありませんでした。神様はあらゆる時代に、高ぶり、思い上がって争う人間社会に、悔い改めと、謙遜と、愛と平和に仕えて奉仕に生きる道を示して導かれます。松戸の教会は、昨年ようやく土地と建物の借り入れの返済が終わりました。教会の自立まであと一歩の所まできました。しかし、教会を支える若い方々への引継ぎは教会にとって大きな課題になっています。東京・北関東教区をはじめ、日本聖公会の一致と協働は一層大切です。松戸の教会は、設立の最初から多くの方々に援助されて、バザーをはじめ多くの援助を受けてきました。これからはそれらに頼ることから、信徒の信仰が強められ、キリストの救いの証人としての祈りと奉仕の生活を充実することによって、神に祝福されて喜んで捧げられる自立したキリスト者の群れとなることを共に努めてゆきたいと思います。

 主イエス・キリストの恵、神の愛、聖霊の交わりが私たちと共にありますように。
 アーメン

司祭 アンデレ 橋本克也